自然体験プログラムづくり
アンケート調査表の留意点
プログラム実施後において、参加者の評価を聞くことは、実施者が次回の改善に結びつけていくためにも重要なことです。
しかし、ただ安易な質問だけでは参加者の本音を聞き出すことはできません。
参加者が感じたことを率直に返していただくためにどのようなことに気をつけなければならないでしょうか、考えてみましょう。
アンケートの冒頭は丁寧に
- 回答者には参加いただいたねぎらいの言葉から始めましょう。
- 調査内容は今後のプログラムの実施に生かしたい旨を書き加えましょう。
- 回答者には素直な気持ちで記載していただけるよう配慮をしましょう。
質問はできるだけ少なく
- できるだけ質問数を絞り込み余分な質問はしないようにしましょう。
- 質問数が多くなれば、徐々に回答が適当になります7項目程度に抑えましょう。
- アンケートは5分間程度で記載できる内容にしましょう。
本音を引き出す質問方法で
- まず、参加者に楽しかった点、うれしかった点から回答してもらいましょう。
- さらに楽しく参加していただくために加えたら良いと思う点を聞きましょう。
- 回答者が聞いた、ほかの参加者の意見も書き加えてもらいましょう。
アンケートが完成したら
- 回答者の立場に立って、記入しやすいかどうかを確認してみましょう。
- 回答者を追い込むような質問形式になっていないか注意しましょう。
- 何を答えたら良いのかわからないような質問になっていないかを確認しましょう。