自然体験プログラムづくり

8 プログラム実施

8 プログラム実施/プログラムの作り方マニュアル

【オープニング編】

オープニングは参加者を目の前にした最初の時間です。

参加者の様子によってはその後のプログラムを調整することもあります。

そのためにも参加者の様子や場の雰囲気に常に気を配り、柔軟な姿勢が必要です。

《チェックポイント》

  1. 主催者側から、事業のねらいについてのメッセージを伝えましょう。
  2. 生活のオリエンテーションを伝えましょう。
  3. 参加者側からのねらいや期待を全体で共有化しましょう。
  4. 参加者がよりよい人間関係の中で共同作業をしていくきっかけづくりをしましょう。

【活動編】

実施中は活動内容、参加者、スタッフの様子などあらゆる部分に気を配り、ねらいの達成と安全管理につとめましょう。

参加者や天候の様子によって、臨機応変にプログラム進行をすることも大切なことです。

《チェックポイント》

  1. 大切な情報を参加者に適切に伝えましょう。
  2. 参加者の不安、疑問、クレーム、提案等を受け止める姿勢を持ちましょう。
  3. 他者との関係がつくれない参加者に適切な対応をしましょう。
  4. 参加者の様子、天候の様子などの状況に応じた柔軟な対応をしましう。
  5. 安全管理をスタッフ全員で確認しましょう。
  6. ごみなどの自然環境への配慮は十分しましょう。
  7. 「ゆとり」のある時間や場を心がけましょう。
  8. 参加者同士が交流できるような時間や場を心がけましょう。
  9. スタッフが気持ちよく楽しく動いているか確認しあいましょう

【クロージング編】

いよいよクロージングです。参加者をスムーズに送り出し、よりよい学びを持ち帰れるよう手助けにつとめましょう。

また参加者全員が無事に帰宅するまでが、事業の責任範囲です。

《チェックポイント》

  1. 関係する交通機関に異常がないか確認しましょう。
  2. 宿泊室の清掃、整理~退室についての情報を伝えましょう。
  3. 参加者が体験をふりかえり、その意味について考える時間をつくりましょう。
  4. 提供したプログラム内容や生活環境について、参加者からのフィードバックをうける機会を つくりましょう。
  5. 終了時、主催者側からのメッセージを伝えましょう。