自然体験プログラムづくり

いしかわ自然学校プログラム実施基準(ガイドライン)

1 ねらい・企画

(1) 「いしかわ自然学校」の基本理念を理解し、その実現を目指すものであること

(2) プログラムのねらいが明確であり、実現性があること

(3) 自然と人との関わりや自然の大切さに気づき、学ぶ内容を含むこと

(4) 環境保全に対する意識を高め、環境に配慮した行動を促す内容を含むこと

(5) 参加対象者とプログラムの内容が合致していること

2 実施体制

(1) 実施者(スタッフ)が当該プログラムを実施・運営するうえで適格であること

(2) 必要にして充分なスタッフが確保され、役割分担が明確にされていること

(3) スタッフの間でねらいが共有されていること

(4) 参加費の金額が適切であり、収支に無理がないこと

3 指導者(インストラクター、インタープリター、ガイド等)

(1) 「いしかわ自然学校」の理念や目的を理解した指導者が指導すること

(2) 活動内容や参加者に応じた指導者のレベルと人数が確保されていること

(3) 指導者は指導技術、安全確保、人間性のいずれにおいても適格であること

4 環境・地域社会への配慮

(1) 活動地域の環境に悪影響を与えない催行人員・活動内容であること

(2) 地域の振興や活性化に寄与する配慮がなされていること

(3) 地域の自治体や集落等に対して、事業の実施が周知されていること

(4) 地域の文化を尊重し、理解を深め、地域との交流が図られる内容を含むこと

5 参加者への配慮

(1) 広報や募集の手段・手法が適切であり、参加者に情報が正しく伝わること

(2) プログラムのねらいや内容が参加者に理解されること

(3) 活動意欲を引き出すような参加者主体のプログラムであること

(4) 参加者同士、実施者と参加者の間で交流、「わかちあい」が図られること

6 安全対策

(1) 活動地域や行動経路が事前に把握され、安全に配慮した活動であること

(2) 緊急時の連絡体制や救急体制が整備され、スタッフに周知されていること

(3) 傷害保険や賠償責任保険の加入等、事故に対する補償が担保されていること

7 評 価

(1) 参加者による評価(アンケートなど)がなされること

(2) 実施者による評価がなされ、評価結果が次回に活かされること

(3) 実施結果が「いしかわ自然学校」事務局等に報告されること

8 責任の所在

プログラムの実施にあたり生じた事故、トラブル等については、主催者側で対応す ること