秋のきのこ観察会
開催日:2020年10月4日(日) 9:30-12:00
開催場所:インフォメーションセンターから園内林地
人数:大人18名、子ども7名 合計25名 スタッフ4名
10月4日(日)に秋のきのこ観察会を実施しました。
9月後半から適度に雨が降ったり、気温も低下したため、
当日は多くの種類のきのこを見ることができました。
きのこについて講師の方からのレクチャーを受け、
平坦な中央林道を歩くグループ、アップダウンのある
MISIAの森を歩くグループと二手に分かれました。
中央林道を歩いたグループは、イグチの仲間を
数多く見ることができました。
MISIAの森に入ったグループは、テングタケの仲間、
ベニタケの仲間を数多く見ることができました。
また、2グループ共に、倒木及び土に残された根から
ナラタケモドキがあちらこちらで顔を出しているのを
観察できました。
他にも、オチバタケ、キツネタケなど森林ではおなじみの
きのこたちも数多く見ることができました。
むらさき色、朱色のきれいなきのこなどカラフルなきのこも
あり、参加した皆さんそれぞれの視点で楽しむことができて
いました。
施設に戻ってから、図鑑を見ながら調べました。
きのこはいつくもの要素を確認しながら種を同定しますが、
図鑑ときのこをずっと見比べて結局分からないという場面や
講師の方の見解が分かれたりで、きのこの同定の難しさを
参加者の皆さんは実感されたようです。
参加者の皆さんにとっての大きな関心事の一つは
食べることができるかどうかですが、
俗説をうのみにせず、詳しい方と一緒に行くなど対策をして、
絶対に大丈夫というものだけをたしなむ程度にするようにと
念を押していました。
森林におけるきのこの大切な役割を頭に入れつつ森を歩くと
また違った風景として楽しむことができます。