開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども8名 大人5名
各種の龍の分類に挑戦。東洋と西洋の龍の違いを実感。東洋の龍に共通の特徴を発見。
見本を参考に、龍を描く。トレーシングペーパーを重ねて、下書きから原図を作成。原図を消しゴム版画のゴム板に転写。彫刻刀でゴム板を彫り、版画を完成。紙に本刷り。
ゴム板の彫り込み、特に細かい彫りに苦労していた。時間をかけて完成した作品を持ち帰り、嬉しそうだった。
]]>開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども10名 大人11名
イチョウとヒイラギの葉を葉脈だけにする葉脈標本を作製しました。アルカリ溶液でやわらかくした葉肉を歯ブラシでたたいて落とし、葉脈を残したものが葉脈標本です。講座の後半は、葉脈標本とキヅタやアテの押し葉を組み合わせ、オリジナルクリスマスカードを作りました。カラフルなペンを使って、素敵なオリジナルカードに仕上げました。
イチョウとヒイラギで、葉脈の形態の種類による違いを発見して、参加者は興味津々の様子でした。葉脈標本やカードの材料として使った植物の葉はどれも形が異なっていて、いろんな葉っぱがあることを知って、楽しかったようです。本講座をきっかけに植物の多様性に興味を持ってもらえると嬉しいです。
]]>開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども3名 大人2名
館敷地内の浅い溝にいる動物を調べた。自分で決めた採集地点を地図に書き込み、底質や水深などの環境条件を記録。ふるいで水底を掬い取り、水で洗ってからトレイに空け、動いているものを探した。ヨコエビが多かったり、ミズムシが無数にいたりと、採集地点によって動物の種類と数がかなり違っていた。3~5地点で採集して調べた結果を調査表に書き込み、どんな環境条件の場所にどんな動物がどのくらいいるかを考えた。
体を使った初めての溝さらい経験で、初めて見るたくさんの水生動物に出会い、楽しく満足した様子だった。
]]>開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども5名 大人3名
小学校高学年以上を対象に、岩石と鉱物について、実物の標本を観察しながら学ぶ講座を実施しました。
まず、岩石と鉱物について、基礎的なことを教えました。学校で地学分野をあまり習っていない小学生には、内容が少し難しかったようです。
次に、様々な特性を持つ岩石や鉱物を実際に触ってみながら観察しました。そして、岩石と中に含まれる鉱物を観察した後に、画像が二重にみえる方解石や浮き上がって見えるテレビ石を用いて、鉱物の光学的な特性を学んでいただきました。
最後に、ブラックライト(紫外線)で光る蛍光鉱物などを観察しました。
実験を通じて、岩石や鉱物の面白い性質を学ぶことができ、参加者だけでなく参加者と一緒に楽しんでいただけたようでした。写真も撮っておられました。
]]>朝までの雨も上がり、散策に出るころには、少し青空も見えていました。
今月は、帰ってきてから、自宅で昼食を取る予定にしたので、散策は短めにしました。
冬間近で、木々の紅葉も進んでいましたが、クロモジやシロダモの木の香りを楽しんだり、サルナシの実を見つけて試食したりしました。
玉泉湖にはキンクロハジロがいて、渡り鳥を見て冬の到来も感じました
帰ってきて、原木ナメコを収穫したり、お釜でご飯を炊いたり、普段しないことも刺激になったと思います
みんなで、おいしい昼食をいただきながら、活動をふりかえりました
<文:きぃさん>
]]>開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども4名 大人3名
野菜の紫キャベツと秋に咲く雑草のセイタカアワダチソウ、モミジの葉で紙の草木染をする講座を実施しました。セイタカアワダチソウとモミジは鍋で煮出して染色液を作ります。煮出している間に、冷凍した紫キャベツをしぼって、紫色の色水を作りました。色水でラベンダー色に紙を染めました。紫キャベツの色素のアントシアニンは酸やアルカリによって、色が変化する性質を持っているので、酸性の液やアルカリの液を入れるとピンクや青色に色が変わります。クエン酸や重曹を水に溶かした液体で色を変化させて楽しみました。
セイタカアワダチソウを煮出した染色液は黄色です。紙は淡い黄色に染まりましたが、ミョウバンを溶かした液をつけると、驚くほどカラフルな黄色になりました。モミジの葉を煮出す時は、お湯に少しクエン酸を入れると染色液が濃くなります。モミジからは赤色の染色液がとれました。
草木染は染料の植物の種類によって、染まる色は異なります。媒染剤のミョウバン液や色素抽出の役割があるクエン酸など、加える液体の違いによる変化も様々です。参加者は、身近なもので普段できない実験ができ、成功させる喜びを体験できたようです。
]]>開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども10名 大人11名
小学校低学年を対象に、実物の標本を観察しながら、岩石と鉱物について講座を実施しました。
まず、岩石と鉱物について、基礎的なことを教えましたが、ちょっと難しかったようでした。
次に、硬質の岩石の中には叩くとよい音がするものがあることを伝え、それで作った"石琴"を奏でてもらいました。
また、鉱物については研磨した岩石(花崗岩)を使って、含まれる鉱物を観察しました。①磁石にくっつく砂鉄(磁鉄鉱)、②画像が浮き上がって見えるテレビ石、③ブラックライト(紫外線)で光る蛍光鉱物などを観察しました。
参加者だけでなく付き添いの方々も実験に参加していただきましたが、一緒に岩石や鉱物の不思議な性質を観察することができて、とても嬉しそうで、写真もいっぱい撮っておられました。
]]>開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども10名 大人12名
恐竜について学ぶ、初心者向けの講座を実施しました。最初に、恐竜についての基本的な知識を教え、実体験に基づいた野外調査の様子やその過酷さを伝えました。恐竜を発掘したいという参加者には、そのために何が必要をわかっていただけたと思います。
次に、実物の恐竜の化石を用いて、クイズを実施しました。実際に触ってみながら、じっくり観察してもらいました。見た目だけでなく、重さや手触りなどが実感できたと思います。
最後に、クイズの解説をしましたが、正解することよりも、観察して得た情報をもとに、推理することが重要であることを教えました。その後で、もう一度、標本を触察してもらい、最初に観察した時に気がつかなかったことを確認してもらいました。
普段は触ることのできない実物の恐竜化石を触ることができ、また、それらと一緒に写真を撮ることができて、とても嬉しそうでした。
]]>開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども6名 大人4名
子どもたちに大人気の甲虫であるカブトムシは、私たちにとって最も身近な昆虫の一つです。この講座では、最新の研究で明らかになったカブトムシに関する知識を身につけるとともに、幼虫の適切な飼育方法について学びました。
まず、カブトムシの幼虫を虫眼鏡でじっくり観察しました。資料館では、カブトムシを累代飼育しており、観察には今年生まれて大きく育った幼虫を用いました。参加者は、幼虫に触れることでその感触を実感し、幼虫の体のつくり(頭・胸・腹に分かれていることや足が6本であること、アゴの形や気門の位置、幼虫には目がないことなど)を学びました。次に、幼虫の餌である腐葉土を用意し、水分を適度に含ませ(手で握ると塊になる程度)、各自持ってきた容器に入れました。腐葉土は、乾燥しすぎると幼虫が干からびてしまいますし、逆に湿りすぎていてもカビが生えたりして幼虫が死にやすくなってしまいます。したがって、適度な水分量を維持することが重要です。参加者は、準備ができた容器に幼虫を入れ、そのまま嬉しそうに持って帰っていました。
カブトムシは私たちにとって身近な存在ですが、それ故にわかっていないことも多い昆虫です。自宅で大切に飼育し、探究心を持って継続的に観察すると、意外な新発見があるかもしれません。
]]>開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども1名 大人1名
石の素顔を知るために、やすりで磨いて、表面をつるつるにした。
浅野川と手取川で拾った石から、好みの石を選び、ダイヤモンドやすりで表面を整えた後、耐水紙やすりを粗目から細目までに替えて磨き上げた。
実質2時間、石を擦り通しだったが、飽きが来ることもなく、出来上がりに満足の態だった。
]]>朝までの雨も上がり、散策に出るころには、少し青空も見えていました。
今月は、木の実などがあればいいねと言っていたのですが、栗やクルミ、アケビ、ムカゴを見つけることが出来ました。
創作の森の山の中は、まだやぶ蚊が多かったので、芝生広場まで降りてきて、栗の木の下で昼食を取りました。昼食中も、栗が落ちてきて、ちょっとびっくり。
帰りにタマゴダケの幼菌を見つけましたが、赤さや質感にみんな驚いていました。
<文:きぃさん>
]]>開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども10名 大人12名
小学校低学年むけの、化石について学ぶ講座を実施しました。
まず、画像を使って、化石についての基礎的なことを説明しました。次に、実物の化石を用いて、クイズ形式で観察し、保護者の方々にも参加していただきました。最後に、その答え合わせをしながら、まとめとして、科学を学ぶために必要なことを教えました。
クイズはとても難しかったようですが、実物の化石を手にとって手触りや重さも感じていただき、参加者だけでなく保護者の方々も楽しんでいらっしゃいました。また、それらの標本と一緒に記念写真を撮ったりして、満足されたようでした。
]]>開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども10名 大人9名
カマキリやバッタは秋になるとよく見られる昆虫です。バッタの仲間は草食性で、草地や雑木林の近くなどで見られ、それらをエサにする肉食性のカマキリも同じような場所で見つかります。今回は、これらの昆虫を実際に野外で採集し、標本にするというイベントを行いました。
まず、資料館の駐車場に向かい、捕虫網で見つけたクルマバッタモドキやコバネイナゴなどを採集しました。カマキリはバッタの仲間ほど個体数が多くありませんが、それでもオオカマキリとコカマキリを採集できた参加者もいました。その後、次の目的地の神社に移動し、何とかハラビロカマキリも採集することができました。
採集した昆虫を資料館に持ち帰り、冷凍した後、標本作りに取りかかりました。カマキリやバッタは体がやわらかいので、内臓を取り除いた方がキレイな標本に仕上がります。ハサミやピンセットを使ってこれらの昆虫を解剖し、内臓を取り出して代わりにティッシュを詰めた後、発泡スチロールの上にのせて展足を行いました。
今回標本にした1匹のハラビロカマキリからハリガネムシが2匹も発見され、それを見た参加者からは驚きの声が上がっていました。細かい一連の作業に皆苦労していましたが、標本が完成したら、嬉しそうに持ち帰っていました。今回のイベントが、自然史標本の作製方法やその役割・意義を知る良い機会になったら嬉しい限りです。
]]>開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども5名 大人4名
十脚目の進化を実感するための比較解剖を行った。エビ、カニ、ヤドカリの全付属肢を切除し、台紙に貼って、比較した。
小型の標本では顕微鏡を覗きながらの作業で、不慣れな者には決して容易ではないが、長いこと真剣に取り組んでいた。
台紙が完成すると進化の様子がよく解かり、達成感もあって、嬉しそうにしていた。
]]>まだ日中は暑いですが、日陰の散策路は、気持ちのいい風も吹いていました
野生のミョウガやクルミ、ムカゴなど食べれるものを少しいただきながら、夢二の歩いた道を散策しました
お釜で炊いたご飯を出発前におにぎりにして置き、散策後戻ってきて、ムカゴやクルミと一緒にいただきました
<文:きぃさん>
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