フォトグラム体験
開催日:2019年7月28日(日) 10:00-12:00
開催場所:森林公園インフォメーションセンターから園内遊歩道
人数:大人7名、子ども7名 合計21名 スタッフ4名
7月28日(日)、フォトグラム体験を実施しました。
このフォトグラムは印画紙の上に物を置いて太陽光などを当てて像を写し取る、という写真の元祖のようなものです。世界最初の植物図鑑も、この方法で作成されたそうです。本プログラムでは、野外で素材となる自然物を集め、それで作品を作る体験を行いました。
参加者は会場となるインフォメーションセンター周辺で素材集めに出ます。周辺では様々な草木の他、セミの羽化殻(ニイニイゼミの他、アブラゼミと思われる個体)などを拾い集めました。ここでは他にもウスバカミキリの産卵、木のうろに潜むミヤマカミキリを目撃したり、トビイロトラガ幼虫の色鮮やかさやアシグロツユムシ幼虫の触角の長さに驚いたり、と普段なかなか気付かない色々な生き物も観察出来ました。
素材集めから戻ると、次は実際の写真作成に移ります。作成した感光液を印画紙に塗って乾かし、その上に各自が自由に素材を並べて太陽光に当て、思い思いの作品を仕上げていきました。
葉っぱでハートマークを作ったり、恐竜の顔みたいなのを作ってみたり、お洒落な作品に仕上げたり、図鑑のように並べてみたり、と個性豊かに仕上がり、皆さんに楽しんで頂けたようでした。
リピーターになると、自分で素材を用意する方もおり、何度も参加する程に面白さが更に増す体験です。機会があれば、是非皆さんも体験してみて下さい。