かほくがた「ヨシ舟」作り
開催日:平成28年8月7日(日)
開催場所:こなん水辺公園(金沢市東蚊爪町)
参加人数:大人23名 小人5名 スタッフ12名
プログラム情報:「かほくがた「ヨシ舟」作り」いしかわ自然学校HP
冬の間に刈り取った河北潟のヨシ(イネ科の植物)を使って、一艘の「ヨシ舟」を作り、作ったヨシ舟を湖面に浮かべて乗りました。
挨拶で活動の目的について伝えました。
河北潟とそのまわりは60年ほど前まで水郷地帯で、田んぼの間を舟が行き来していました。
また瓦屋根が普及する以前はヨシが屋根材に使われていました。
ヨシ原とその生態系を守るための、新しい利用として、ヨシ舟作りをすすめています。
舟作りは、全国で葦船学校を展開する石川仁さんを講師に、ワークショップ形式ですすめ、
ヨシを束ねるロープワークから始まり、子供から大人まで全員が学びながら活躍しました。
出来上がったヨシ舟と一緒に全員で記念撮影、達成感に満ちていました。
重たいヨシ舟を湖岸へ運搬。
湖岸では、全員のアイディアが出され、「はなよし」と命名されました。
進水式では石川仁さんの祝詞により、あらゆる自然への感謝の気持ちをもってヨシ舟の誕生を祝い、河北潟の湖面へ進水されました。
船は、一番最初に子供たち全員と石川仁さん、つづいて家族単位、大人、スタッフと全員がヨシ舟に乗船しました。
乗船を堪能したあと、湖岸にいる全員で搬出、昨年完成した公園のヨシ舟小屋へ運びました。