田んぼの生きもの探し

実施日:平成26年10月5日(日)
実施場所:羽咋市ちびっ子自然センター
人数:子ども 6名 大人 5名 スタッフ 2名

9時40分:
台風18号の影響はないと判断し、挨拶とスケジュール説明後に、羽咋市ちびっ子自然センターを徒歩で出発。
約20分地点にある借りた耕作放棄田に到着した。
けがをした場合などの注意事項と、捕獲した生きものは、体験会終了時に田んぼへ返すことを、農道に張ったイベントテント下で説明し、貴重品を置いて、各自タモアミと飼育ケースを持って、無農薬で育った稲が生える田んぼで、生きもの探しを実施した。

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生きもの探しを実施した無農薬稲作田

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モクズガニを手にして喜ぶ参加者

11時:
イベントテント下で捕獲した生きものを透明ケースに移し、講師から、生き物の種類や名前を教えてもらった。
肌寒い気温のため、準備した炭火で暖を取る参加者もいた。
少雨になったため、捕獲場所別に分けた生きものは、参加者が手に持ち羽咋市ちびっ子自然センターへ移動した。

11時45分:
羽咋市ちびっ子自然センターで昼食をとり、午後のスケジュール説明をした。

13時30分:
生き物を記憶にとどめるため、羽咋市ちびっ子自然センター1階の学習コーナーで参加者が捕獲し田んぼから運んだ生きものを親子で観察しながら、子供の参加者には画用紙にスケッチしてもらった。

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観察した生きものをスケッチする参加者

14時00分:
本日の観察結果について講師から解説があり、水の流れのある場所と無い場所の違いで、生きものの種類の違いや、田んぼが汚染されてないため、20種類の生きものが観察できたと好評があった。

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生き物のスケッチを持って、集合写真

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大量に捕獲した オニヤンマのヤゴなど

14時30分:
午前中の移動時に、眉丈山頂上から見えた日本海や、田んぼ、住宅、工場などを大判用紙に描きながら、上流に生きる生き物や、下流や海へ流れ出る汚染水中の生きものについて解説し、悪化していく環境について話し合った。
今回体験した感想をアンケート用紙に記入して、ふりかえりとした。

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羽咋市ちびっ子自然センター1階の学習コーナーで、環境教育の後、アンケートを記入して、ふりかえりとした。