2026/07/05 イカリモンハンミョウ観察会
イカリモンハンミョウ観察会
実施日:2026/07/05
実施団体名:プロジェクトアイ
参加人数:大人10人 小人 1人 スタッフ3人
はじめて「イカリモンハンミョウ」を見る参加者のため、事前に捕獲し虫かごに入れた同ハンミョウを受付時に見せ、本日は主に2種類の海浜性ハンミョウを見ることが出来ることを説明した。
羽咋市上甘田公民館で開会挨拶後、高齢の参加者は柴垣海岸の車両侵入防止柵の手前まで自家用車で移動、他は徒歩で移動した。
全員が集合したところで、イカリモンハンミョウの卵や成虫が踏み潰しに合わないために同柵が設置されたことを説明した。
全員で同柵をこえて生きている同ハンミョウを観察した。
★「同ハンミョウの数量調査(カウント)体験」砂浜中央部分と波打ち際側に延長50mのラインを引き、手渡したカウンターでラインに沿って確認できる同ハンミョウをカウントする体験を実施した。
参加者「砂浜中央部分よりも波打ち際側の方が沢山いたよ」
★「同ハンミョウのエサ捕獲体験」参加者に15㎝Φのザルを持ってもらい、ザルですくった波打ち際の砂を海水で洗うと、ザルの中で動く「ナミノリソコエビ」を捕獲観察できた。
砂浜の中央付近では海からの打上げ藻を持ち上げて同ハンミョウのエサである「ハマトビムシ」を観察する体験をできた。
★「参加者にクイズ」山側には白く乾いた砂が堆積しているが、なぜ波打ち際から中央部分までの砂は湿っているのでしょうか?
参加者「海岸だから海水の影響で湿っていると思う」との回答から、白色と茶色の砂の境目の砂をスコップで縦穴を掘っていくと、約70㎝で出てきた水を柄杓と各自の指を使い一同で味見した。全員が「海水よりショッパくない」との感想だった。
「湿った砂は山側からの地下水と海水がせめぎあっている、湿った砂は全てが海水の影響ではない」ことを体験し理解してもらった。
「海浜性ハンミョウが生息する砂浜は、白山の岩や石が川から流れて細かい砂となり、対馬海流に運ばれてこの砂浜に到達する。毛細管現象の効率が高く、立穴を掘っても崩れにくい特殊な砂として堆積することで、同ハンミョウの幼虫は安定して生息できる」
同ハンミョウの幼虫は、約2年間砂中で生息し、穴の上を通過するハマトビムシなど微生物を捕食して生きていることを解説した。
全員で「ハラビロハンミョウの幼虫捕獲体験」を実施したが、捕獲できた幼虫が新たな穴を掘っていく様子も楽しく観察できた。。
終了時の挨拶に、近年は波打ち際ではナミノリコエビが、砂浜では海草の打ち上る量が減少傾向にあり、海洋汚染を懸念している。
川の上流で汚れた水を流すと海洋汚染につながり、みんなが大好きな刺身やお寿司も生物濃縮の原因になり、人体にも悪影響が心配されるので、安全な地球を残せるよう協力をお願いして修了した。
活動の様子:

