カブトムシ博士になろう -幼虫を上手に育てるには?-
開催日:令和6年10月19日(土曜日)13時 30分~15時 00 分
開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども10名 大人10名
子どもたちに大人気の昆虫、カブトムシ。私たちにとって身近な存在ですが、いまだにわかっていないこともある興味深い昆虫です。このイベントでは、カブトムシの種類や生態、最新の研究で明らかになった知見を聞きながら、幼虫の適切な飼育法について学びました。
まず、用意したバケツの中から幼虫を探し出し、虫眼鏡で観察しました。幼虫は、資料館で累代飼育しているものを用いています。参加者は、幼虫を手の上にのせた時の感触やその体のつくり(大アゴや体毛、気門など)に興味津々の様子でした。次に、腐葉土を適度に水で湿らせ、持参したケースに詰めて、飼育容器をセットアップしました。準備ができた容器に幼虫をのせると、すぐに腐葉土の中にもぐっていきました。参加者は、うれしそうに完成した飼育容器を持って帰っていました。
お家では、定期的な腐葉土の交換や霧吹きによる水やりを欠かさず、適切な温度の場所で飼育容器を保管することが重要です。来年の夏、元気な成虫が出てくると良いですね!