スマホでのぞく小さな世界

開催日:令和7年6月28日(日曜日)13時 30分~15 00

開催場所:石川県立自然史資料館

参加者:子ども3名 大人3名

講座では、直接インカメにスポイトで水滴を載せマクロレンズとし、スマートフォンまたはタブレットで小さな世界の観察を行った。

最初に、PPTにより予め撮影しておいた、ヨコエビ、コダカラソウの葉の表皮、ヤマドリの羽、人の毛髪の映像をプロジェクターで提示するとともに、顕微鏡の歴史、凸レンズの仕組み、顕微鏡と望遠鏡の違いを解説した。次に、プレパラート台を参加者に作成してもらいました。機種や水滴の大きさにより焦点距離が異なるので、プレパラート台は厚さ0.3mmのプラスチック板を材料とし、焦点距離を調整できる工夫をした。その後、各自で資料館事務室側の駐車場付近で観察物の採取を行い、撮影した。植物の葉と花や側溝に生息するヨコエビなどを撮影していた。特に、ヨコエビは保存した動画を再生して感動していた。反省点は、機種によりインカメの位置が異なり、プレパラート台が固定しにかったので、さらに工夫が必要であった。

講座終了後、プレパラート台は持ち帰っていただいたので、夏休みの自由研究に利用して欲しいと思います。

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