初夏の夜空を舞うホタルを観察しよう
開催日:令和7年6月22日(日曜日)19時 30分~21 時 00 分
開催場所:石川県立自然史資料館および大桑町(金沢市)
参加者:子ども6名 大人7名
ホタルは、最も代表的な夏の風物詩の一つです。里山の夜空を光りながら舞うその幻想的な姿は、多くの日本人の心を惹きつけています。この講座では、金沢市内の複数の場所で、ゲンジボタルとヘイケボタルの観察を行いました。当日は小雨の予報でしたが、幸運にも雨は降らず、絶好のホタル観察日和になりました。
まず、資料館内で、ホタルの種類や生活史、餌や生息環境、ゲンジボタルとヘイケボタルの違いなどに関する講義を聞いた後、館外に出て観察を行いました。館の敷地内では、葉っぱの上や植物の根際で短い間隔で発光するヘイケボタルをたくさん見ることができました。次に、犀川周辺(大桑町)に移動し、観察を行いました。その結果、100頭以上の多数のゲンジボタルを見ることができ、ゆっくりと光りながら飛翔する姿や、葉っぱの上に止まって発光する様子に、参加者は「すごい!」「綺麗!」などの感嘆の声を上げていました。
ホタルの生息条件としては、豊富で良質な水資源、餌となる淡水性巻貝、幼虫が上陸可能な岸辺などの環境が重要になります。今回のホタル観察会を通して、地域の自然や環境について改めて知ってもらうとともに、その保全の重要性について考えるきっかけになれば幸いです。