ミクロの化石をみつけよう

開催日:令和7年5月24日(土曜日)13時 30 分~15 30

開催場所:石川県立自然史資料館

参加者:子ども16名 大人8名

金沢市大桑町には約170万年~80万年前に形成された大桑層が分布しています。化石を産出することで有名ですが、その地層から採集した砂岩の中から、肉眼では見えないような化石を探す講座を実施しました。

まず、微生物のとても複雑で美しい形を、画像を使って説明しました。

続いて、砕いた大桑層の砂岩を茶こしを使ってふるいにかけ、中に残ったものの中から、実体顕微鏡を使って、有孔虫などの小さな化石を探していただきました。最初は、砂粒と化石を見分けることが大変だったようですが、目が慣れると、簡単に化石をみつけることができるようになったようです。次に、それらを細い筆を使って採集していただきましたが、顕微鏡下で行うこれらの作業はむずかしかったようです。最後に専用のプレパラートに貼り付けてもらいました。

参加者は微化石を数多く採集できて、とても喜んでおられました。

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