セミ博士になろう -抜け殻の種類を見分けるには?-

開催日:令和4年8月11日(木・祝)13時30分~15時30分

開催場所:石川県立自然史資料館および周辺

参加者:子ども12名 大人12名

 

 自然史資料館の周りには、様々なセミが生息しており、夏になると抜け殻がたくさん見つかります。今回は、セミの抜け殻を資料館の敷地内や近くの神社で探し、それらの種類を見分ける講座を実施しました。

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 最初に、事前に集めておいたアブラゼミ、ツクツクボウシ、ニイニイゼミ、スジアカクマゼミの抜け殻を使ってクイズを出し、抜け殻の種類を見分けるポイント(大きさや形、模様、ツヤの有無、触角の特徴など)を学びました。次に、さっき集めた抜け殻の種類判別に取り組みました。アブラゼミの抜け殻が多かったですが、館の敷地内ではニイニイゼミの抜け殻が、神社ではヒグラシの抜け殻が見つかり、参加者は環境によって生息しているセミの種類が違うことを学びました。最後に、各自持参したセミの抜け殻の判別を行いました。抜け殻を大量に持ってきている参加者もおり、自宅の庭や公園などの市街地でよく見られるセミの抜け殻を区別できるようになったことをとても喜んでいました。

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 山地に生息するセミや、春や秋に成虫になるセミもいるので、残りの夏休みやそれ以外の季節も抜け殻探しを続けて、石川県のセミ全種の抜け殻が判別できるようなセミ博士になってほしいと思います。

 

当館では、他にも色々なイベントを実施していますので、是非ご参加ください。

石川県立自然史資料館

HP: https://www.n-muse-ishikawa.or.jp/

公式Twitter: https://twitter.com/IskwMus_NatHis