河北潟でバードウォッチングをしよう

開催日：令和4年2月19日（土）　10時00分～12時00分　
開催場所：河北潟周辺
参加者：子ども3名　大人7名

　河北潟は県内でも有数の野鳥の観察スポットです。冬は、ガン・カモ類などの渡り鳥やサギ類・猛禽類など、様々な鳥たちに出会うことができます。このイベントでは、鳥の種類や生態、バードウォッチングのマナーなどに関する解説を聞きながら、双眼鏡やフィールドスコープを使って、河北潟周辺で見られる野鳥を観察しました。

　河北潟野鳥観察舎では、マガモやオナガガモ、カイツブリ、ミコアイサ、カワセミなどを見ることができました。河北潟近くの休耕田では、コハクチョウの群れに出会うことができました。参加者は、こんな身近な場所に沢山のコハクチョウがいることを初めて知って驚いており、夢中になって双眼鏡やフィールドスコープを覗いていました。

　別の場所では、数年前から河北潟周辺に居着いているコウノトリを観察しました。参加者は、大きくて愛らしい姿を間近で見ることができ、感動していました。また、昨年この付近に人工的な巣が設置されたのですが、その場所を利用している2羽に営巣の兆候がみられました。参加者は、巣の材料をけなげに集める姿を興味深そうに観察していました。

　最終的には、約30種類の野鳥を見ることができました。石川県内には他にも野鳥の観察スポットが沢山あるので、色々な場所に出かけてバードウォッチングを楽しんでほしいと思います。

当館では、他にも色々なイベントを実施していますので、是非ご参加ください。

石川県立自然史資料館ホームページ: https://www.n-muse-ishikawa.or.jp/