紙の草木染で実験しよう

開催日:令和3年11月14日(日) 13時30分~15時00分 
開催場所:資料館・コミュニケーションホール
参加者:子ども11名 大人9名

 

 野菜の紫キャベツと秋に咲く雑草のセイタカアワダチソウで紙の草木染をする講座を実施しました。紫キャベツでつくった色水はきれいな紫色で、紙を染めるとラベンダー色になりました。紫キャベツの色素のアントシアニンは酸やアルカリによって、色が変化する性質を持っているので、酢や重曹水をつけた筆で染めた紙を塗るとピンクや青色に色が変わりました。液の量を調節すると、濃い色や薄い色など様々な色合いに染まるのがとても楽しい実験です。

shzienshi211114a.jpg

 セイタカアワダチソウを煮出した染色液で染めると淡い黄色に染まりました。ミョウバンを溶かした液につけると、びっくりするぐらい鮮やかな黄色に変わりました。草木染は、染める材料の植物の種類によって染まる色は異なり、ミョウバン液や酢など加える液体の違いによってバリエーションが広がります。ご家庭で、身近な植物や食品でもっといろんな草木染に挑戦していただけると嬉しいです。

shzienshi211114b.jpg

 

当館では、他にも色々なイベントを実施していますので、是非ご参加ください。

石川県立自然史資料館ホームページ: https://www.n-muse-ishikawa.or.jp/