かっこいい甲虫標本をつくろう

開催日:令和3年10月10日(日) 13時30分~15時30分 
開催場所:資料館・コミュニケーションホール
参加者:子ども9名 大人6名

 

 クワガタムシやカブトムシ、コガネムシやハンミョウなどの甲虫の標本をつくるイベントを行いました。

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 はじめに、甲虫の種類や形態・生態に関する講義を行い、「甲虫とはどんな昆虫か」を学びました。次に、カット綿をプラスチックケースのサイズに合わせて切り、ケースに敷き詰めました(底には乾燥剤を入れておく)。ケースの準備ができたら、カット綿の上に各甲虫を置き、脚やアゴ・触角などをのばして標本の形を整えていきます。クワガタやハンミョウでは、アゴを開いて形を整えるのが難しい作業です。また、コガネムシでは小さな触角が頭の下に隠れているので、それを引き出して形を整えるのは簡単ではありません。カブトムシは、立派な角がまっすぐに見えるように整えるのが重要です。どの甲虫でも、左右対称になるようにするのが基本で、前・中・後脚の各脚を先までキレイに広げると、図鑑に載っているようなかっこいい標本になります。

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 参加者は、クワガタやカブトムシなどの甲虫を、自分なりにかっこいい標本にすることができ、嬉しそうに持ち帰っていました。今回、標本の作り方を身につけるとともに、その役割や重要性についても理解してもらえたなら良かったと思います。

 

当館では、他にも色々なイベントを実施していますので、是非ご参加ください。

石川県立自然史資料館ホームページ: https://www.n-muse-ishikawa.or.jp/