眼のつくりとはたらきを調べよう
開催日:令和3年7月24日(土) 10時00分~11時30分
開催場所:資料館内
参加者:子ども8名 大人5名
ブタ・ウシの眼球をそれぞれ解剖した。
子どもも保護者も嫌がらずに興味を持って、ほとんど子ども自身が解剖を行っていた。
日頃できないことが出来て非常に良かったとの反応であった。
強膜が固くなかなか切れないと思っていたが、やはり小学5年生でも手こずっていた。
予想されたので、カッターで切れ目を入れることによって最初の取っ掛かりを作った。
ハサミの使い方など指示したが、子どもはすぐには上手にできなくて、保護者がフォローくださっていた。
ウシの眼球の色素上皮の青い金属光沢には感激していた。
水晶体・ガラス体の柔らかさも実感したようであった。
教育現場で解剖をやらなくなっている現状を思うと、日頃できないことがやれたという実感は子供たちにあったと思う。それが単に解剖が出来たというものではなく、眼球の精巧な作りを目にしたという感動は価値があったように思う。
人の眼のつくりとはたらきについての資料や解説は小学生には詳しすぎたように思う。大人が読んで、それをもとに子どもと話すことも意識していた。
当館では、他にも色々なイベントを実施していますので、是非ご参加ください。
石川県立自然史資料館ホームページ: https://www.n-muse-ishikawa.or.jp/