かっこいい甲虫標本をつくろう

開催日:令和2年8月22日(土) 13時30分~15時30分 
開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども7名 大人4名 

 甲虫は、カブトムシやクワガタなど、体が硬い殻で覆われている昆虫です。その種類は多く、名前が付いているものだけでもおよそ38万種が知られています。この講座では甲虫の種類や生態・採集方法について学びながら、クワガタ、カミキリ、コガネムシ、ハンミョウの標本作りを行いました。

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 手のひらサイズのプラスチックケースに乾燥剤とカット綿を敷きつめたら、その上に甲虫をおいて、脚や触角・アゴなどの形を整えていきます(展足作業)。クワガタは硬く閉じているアゴを開くのが大変です。また、ハンミョウは体が小さいため、アゴを開くのは簡単ではありません。カミキリは長い触角を持っているので、それをなるべくまっすぐになるように伸ばします。一方、コガネムシの触角は小さく、頭の下に引っ込んでいるので、ピンセットで引き出すのが難しいようでした。どの甲虫でも、左右対称になるようにするのが基本で、前脚・中脚・後脚の各脚も先まで同じようにひろげると、図鑑に載っているようなかっこいい標本になります。

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 この講座を通して、甲虫の標本作りの方法を身につけるとともに、標本の役割や重要性についても理解してもらえたと思います。

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当館では、他にも色々なイベントを実施していますので、是非ご参加ください。

石川県立自然史資料館ホームページ: https://www.n-muse-ishikawa.or.jp/