昆虫標本作製講座 -チョウ・トンボ編-

開催日:平成30年7月28日(土) 10時00分~15時00分 
開催場所:石川県立自然史資料館および周辺
参加者:子ども18名 大人13名

  

 標本は、その生き物が、その時、その場所に生息していたことを示す記録として重要です。この日は、チョウやトンボなどをはじめとする昆虫を自分たちで採集し、それらを標本にする講座を行いました。連日猛暑が続いていましたが、当日は曇りで暑さが少しやわらぎ、絶好の昆虫採集日和となりました。

 参加者は、午前中、近くの神社や資料館の駐車場でアゲハチョウやヒグラシ、オオシオカラトンボやクルマバッタ・コハンミョウなどを採集していました。午後は、昆虫針や展翅板・展足台(発泡スチロール製)を使って、標本の作製作業を行いました。チョウの触角を伸ばす作業や、トンボのお腹に芯を通す作業、バッタの内臓を取り出して綿をつめる作業などに苦戦していたようですが、皆上手に標本を仕上げていました。講座が終わると、作業が完了した展翅板や展足台をダンボールに入れて、嬉しそうに持ち帰っていました。夏休みは始まったばかりですが、良い思い出になったのではないかと思います。

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当館では、他にも色々なイベントを実施していますので、是非ご参加ください。

石川県立自然史資料館ホームページ: http://www.n-muse-ishikawa.or.jp/