空気中の酸素成分比を求める

開催日:平成30年5月13日(日) 13時30分~15時30分 
開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども9名   

 試験管や水槽など身近な実験器具を用い、ハイドロサルファイトナトリウムを酸素吸収剤として空気中の酸素成分比を求める実験を行った。実施に当たり、測定結果が実感でき、かつ安全にできる実験を考慮した。

 特に受講者は、試料を入れた試験管を激しく振った後、この試験管を水槽に逆さまに立てゴム栓を外した時、水槽の水が試験管内に入り込んで試験管内外に水面差ができる現象と、この高さを同じにしてゴム栓をする操作などに大変興味関心を持ったようであった。また、実験前に器具の取り扱いの練習をしたことはよかったという意見がある反面、実験器具の操作が難しかったという受講者もいた。さらにデータ処理の話が参考になったという意見がある反面、計算が難しかったという受講者もいた。

 全体として、概ね理解が得られた講座であったと思われる。

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