いしかわ自然学校で行われたプログラムの活動報告ブログです。

開催日：平成29年4月30日（日）（午前）10時00分～12時00分・（午後）14時00分～16時00分　開催場所：石川県立自然史資料館館内　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　参加者：（午前）子ども11名　大人5名・（午後）子ども10名　大人7名

　今から約100万年前の金沢市一帯は海でした。その海底に砂が積もってできた大桑層から、微化石（小さな化石）を採集する作業を実施しました。まず、大桑層の砂を、茶こしを使ってふるいにかけ、茶こしの中に残った有孔虫などの小さな化石を顕微鏡で探してもらいました。砂粒と化石の区別がつきにくく、大変だったようです。次に、水にぬらした細い筆を使って微化石を採集していくのですが、顕微鏡をのぞきこみながら筆先に小さな化石をくっつける作業は、とてもむずかしかったようです。最後に、採った微化石を、専用のプレパラートにのりづけしていくのですが、この作業も大変だったようです。顕微鏡でみないとわからないほど小さな生物も、様々な美しい形をしていることがわかり、参加者は感動されていました。