昆虫標本作製講座 -甲虫編-
開催日:平成28年8月20日(土) 13時30分~15時30分 開催場所:石川県立自然史資料館館内 参加者:子ども15名
甲虫は、体が硬い殻におおわれている昆虫の総称です。その種類は昆虫の中で最も多く、子供たちの間で根強い人気を誇るカブトムシやクワガタムシも甲虫の仲間です。講座では、最初に、甲虫の種類や仲間分け、生態、採集の仕方などについて解説した後、クワガタムシ・カミキリムシ・コガネムシ・ハンミョウの4種類の甲虫の標本づくりを行いました。プラスチックケースに、乾燥剤とカットした脱脂綿を入れ、その上で展足作業(虫の足をひろげ、形を整えること)を行いました。参加者の多くは、特にコガネムシの小型の触角をひっぱり出したり、小さなハンミョウのアゴを広げたりするのが難しかったようです。参加者は、自分で仕上げた甲虫標本のケースを、満足そうに持ち帰っていきました。今後は、自分たちで色々な甲虫を採集して、標本づくりにチャレンジして欲しいと思います。