高山植物観察会

開催日:平成27年7月5日(日) 13時30分~15時30分                   開催場所:白山高山植物園および白山市白峰周辺                      参加者:子ども1名 大人14名

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 白山市白峰西山にある白山高山植物園で観察会を開催しました。植物園は約800mの低標高ですが、高山帯や亜高山帯に生育する植物約50種類が栽培されています。講師と共に園内を歩いて、植物観察を行いました。タカネマツムシソウやクルマユリ、シモツケソウ、ヤマブキショウマなど、多くの植物が見頃でした。ホンドミヤマネズやハイマツ、イブキジャコウソウなどが植えられたロックガーデンでは、高山植物の生態や植物群落の見方を説明し、生え方などを観察しました。後半は、植物園を管理している白山高山植物研究会の高山植物保護育成施設に移動しました。研究会の白井伸和さんに、高山植物の栽培方法や、絶滅危惧種を含む種の保全の重要性について、詳しく教えていただきました。参加者は観察会を通して、高山植物への理解が深まり、貴重な白山の生態系を守ることの大切さを感じ取ることができたようです。