恐竜博士養成初級講座 -実物に触って学ぼう- (1) (2)
開催日:平成26年8月31日(日) (1)10時30分~12時00分 (2)14時00分~15時30分 開催場所:石川県立自然史資料館館内 参加者:(1)子ども16名 (2)子ども3名
恐竜についての基礎的な知識を、スライドをみながら学びました。また、実際の恐竜発掘の様子についても、写真で解説を受けました。恐竜の研究者になるためには、研究のために必要な学力だけでなく、過酷な環境下で長期間にわたる発掘に耐えられるだけの体力や、化石剖出(クリーニング)作業に従事するための根気強さが必要であることがわかりました。 化石クイズでは、実物の化石が使われ、実際に触ってみながら解答しました。出題されたものの答えを書くだけでなく、観察して気がついたリ、疑問に思ったこと、また、それらに基づいて推理した自分の考えも書きました。 クイズの解説では、「本などで読んだ知識から解答することも重要だけれども、自分で推理していくことも必要である」ということが強調されました。化石の研究は証明することが困難なので、既存の知識を基にして、創造力・想像力を働かせ、最も可能性が高い推論を導き出す学問であるため、このような思考を身につけておくことが大切であり、これは社会に出て普通の仕事に就いても役立つことがわかりました。また、臆することなく自分の意見を述べる勇気を持つ大切さも学びました。