昆虫標本作成講座 -チョウ・トンボ・セミ編-
開催日:平成26年8月2日(土) 10時00分~15時00分 開催場所:石川県立自然史資料館館内および銚子町周辺 参加者:子ども16名
自然史資料館と近くの野原や神社で、身近な昆虫であるチョウやトンボ・セミを採集し、標本作りを行いました。当日は、モンシロチョウやキアゲハ、オオシオカラトンボやハラビロトンボ、アブラゼミやニイニイゼミなどが見られ、参加者は保護者の方と一緒に、昆虫採集を楽しんでいました。チョウやトンボは、参加者のほとんどが採集できていましたが、セミは木の高いところに止まっていることが多いので、網が届かず、採集するのが難しかったようです。しかし、低いところに止まっているセミを見つけることができた子は、上手くセミを捕まえていました。標本作りでは、発泡スチロールでつくった展翅板と展翅台を用い、チョウやトンボの翅を広げて、針と展翅テープで固定しました。参加者の多くは、昆虫針の頭を使ってチョウの左右の翅を揃えることと、トンボのお腹に芯(エノコログサの茎)を通す細かな作業に苦労していました。 今回の講座で身につけたことを活かして、残りの夏休みの間、自分たちだけで昆虫採集と標本作りに是非トライして欲しいと思います。