葉脈標本&クリスマスカードをつくろう
開催日:令和6年12月1日(日曜日)10時 00分~12時 00 分
開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども17名 大人14名
イチョウとヒイラギの葉を葉脈だけにする葉脈標本の作製を学びました。葉脈標本は、アルカリ溶液でやわらかくした葉肉を歯ブラシでたたいて落とし、葉脈を残した状態にするものです。イチョウとヒイラギでは、全く葉脈が異なります。イチョウの葉脈は二又分枝という祖先的な形質をしているので、イチョウは「生きた化石」と言われています。
作製した葉脈標本とキヅタやヒノキアスナロ(アテ)の押し葉を組み合わせ、クリスマスカードを作りました。カラフルなペンを用いて、思い思いのオリジナルのカードを作り、参加者は楽しいひと時を過ごすことができたようです。本講座をきっかけに植物の多様性や進化に興味を持ってもらえると嬉しいです。