紙の草木染で実験しよう
開催日:令和4年11月12日(土)13時30分~15時00分
開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども9名 大人6名
野菜の紫キャベツと秋に咲く雑草のセイタカアワダチソウで紙の草木染をする講座を実施しました。紫キャベツの色水は濃い紫色でしたが、紙を染めると淡いラベンダー色になりました。紫キャベツの色素のアントシアニンは酸やアルカリによって、色が変化する性質を持っているので、酸性の液やアルカリの液を入れるとピンクや青色に色が変わります。酢や重曹水をつけた筆で染めた紙に絵をかいて楽しみました。
セイタカアワダチソウを煮出した染色液は黄色です。紙は淡い黄色に染まりましたが、ミョウバンを溶かした液をつけると、驚くほどカラフルな黄色になりました。草木染は染料の植物の種類によって、染まる色は異なり、媒染剤のミョウバン液や色素抽出の役割がある酢など、加える液体の違いによって様々に染まります。他の身近な植物や市販の材料でも試して実験すると面白いでしょう。
当館では、他にも色々なイベントを実施していますので、是非ご参加ください。
石川県立自然史資料館
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