河北潟でバードウォッチングをしよう

開催日:令和2年2月22日(土) 10時00分~12時00分 
開催場所:河北潟周辺
参加者:大人7名

 

 金沢平野の北部に広がる河北潟は、県内でも有数の野鳥の宝庫です。本日は、冬の河北潟で見られる様々な鳥たちの暮らしぶりを双眼鏡やフィールドスコープで観察しました。

 最初に、コウノトリの観察ポイントに向かいました。河北潟周辺では、昨年あたりからコウノトリのペアが目撃されていました。観察会の時間内に出会うことができるかは運次第でしたが、事前に下見調査をしてくださった講師の方の案内により、幸運にもコウノトリを観察することができました。コウノトリは、人に慣れているのか、比較的近い距離でも逃げることはなく、その大きさと堂々とした佇まいに参加者は皆見入っていました。途中、コハクチョウの観察ポイントにも立ち寄りましたが、既に北の方に向かってしまったのか、こちらは観察することはできませんでした。

 その後、河北潟野鳥観察舎に移動し、マガモやカルガモ、カワウやカイツブリ、アオサギやコサギ、ハイイロチュウヒなど、河北潟の湖面やその周辺で見られる様々な鳥たちに出会うことができました。最終的に、観察できた鳥の数は23種になりました。参加者の方々には、今回の観察会をきっかけに是非バードウォッチングを始めていただき、地元の自然や生き物に興味・関心を持って欲しいと思います。

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当館では、他にも色々なイベントを実施していますので、是非ご参加ください。

石川県立自然史資料館ホームページ: https://www.n-muse-ishikawa.or.jp/