葉脈標本&クリスマスカードをつくろう

開催日:令和元年12月1日(日) 10時00分~12時00分 
開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども18名 大人12名

 

 葉から葉肉を取り除き葉脈だけにする「葉脈標本」を作製しました。講座後半は葉脈標本や押し葉を用いてクリスマスカードを作りました。

 葉脈標本作製では、事前にアルカリ性水溶液で柔らかく煮た葉の葉肉を歯ブラシでたたいて落とし、葉脈だけを残しました。葉の構造や葉脈の役割についても学びました。イチョウは葉脈標本にすると、葉脈が二又に分かれていていることがよくわかりました。ヒイラギの葉脈は網状に細かく分かれます。外側の葉脈がしっかりしているので、きれいな葉の形の葉脈標本になりました。

 作製したヒイラギの葉脈標本と、常緑の県木のアテ(ヒノキアスナロ)やキヅタの押し葉、その他いろいろな樹木のきれいな紅葉の押し葉を用いて、クリスマスカードを作りました。黄色のイチョウで星を作ったり、赤色のカエデ類でサンタクロースやクリスマスツリーの飾りを作ったりするなど、思い思いに工夫を凝らした素敵なオリジナルカードが完成しました。

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当館では、他にも色々なイベントを実施していますので、是非ご参加ください。

石川県立自然史資料館ホームページ: https://www.n-muse-ishikawa.or.jp/