ゆめたね☆キッズレンジャー
開催日:令和元年5月11日(土)9:30~15:00
開催場所:夕日寺健民自然園
参加人数:子ども19名 学生ボランティア6名 スタッフ13名 保護者・幼児9名
プログラム情報:ゆめたね☆キッズレンジャー
今年も始まりました。
ゆめたね☆キッズレンジャー!!
今年は20名で活動がスタートです。
はじめましてのキッズ(5人)がいる中、里山鬼ごっこでみんなの緊張を解きほぐします。
3つのグループにわかれ、それぞれがザリガニチーム、リスチーム、サルチームにわかれ、
タッチされたらその動物に変わるという鬼ごっこ。
制限時間3分で、よーいはじめ!
ザリガニチームは片手をチョキにして、
リスチームはほっぺに手を当てて、
サルチームはおしりを隠して、芝生広場を鬼ごっこ。
サルになったり、ザリガニになったり、リスになったり、
順繰りにいろんな動物になってワイワイ、キャーキャーと、、、。
そんな予想をしていましたが、3分の制限時間より前に全員がサルになって、
ゲーム終了。
鬼ごっこは不完全燃焼ながらも、子ザルちゃん同士が仲良くなってホッと一安心。
この流れで芝生広場横にある畑にサツマイモの苗を植えました。
秋にはおいしいサツマイモに育ってくれますように。
みんながサツマイモ苗を植えてる脇で、
「自分は植えたくない!」
「こっちで遊んでる!」
と畑に入りたくない子どもたちが数人います。
そんな主張も、わたしたちが出来ることは受け入れるように心がけています。
自分の思いを受け入れてくれる、ここはなんでも言ってもいい、と
子どもたちにとって安心できる場所になればいいなぁ。
さて、サツマイモ苗を植え終わって、3、4人の小グループになり、食べられる野草を摘みながら
体験工房に戻ります。
摘むのは主にヨモギ。摘んだヨモギは12月の餅つきで、ヨモギ餅になりますよ。
お昼ごはんは、たけのこご飯とめった汁。
お腹の許す限り、たくさん食べてね。
お昼休みは、キッズたちと大学生が遊んでいます。
この鬼ごっこ、少し前からキッズレンジャーではやっています。
鬼と逃げる人は一生懸命走るけど、その他の待機している人々は
ほどほどに休憩できて、疲れすぎないんです。
でも、ボーっとしてると鬼につかまってしまうので気が抜けません。
こうやって自主的にみんなで遊んでる姿をみると嬉しいですね。
午後からは待ちに待ったたけのこ堀り体験。
それに先駆けて、しろちゃんが「たけ」の絵本を読んでくれました。
ヘルメットを着けて、クワを持って、準備万端!
竹林目指しましょう。
夕日寺には県が所有している竹林と、私有地の竹林と混在しています。
どこでもたけのこ堀りをして良い訳じゃないんですね。
所有者の永山さんに協力いただきました。
いざ、たけのこ探しへ!
急勾配の竹林も怖がるキッズはいません。
どんどん、下へ下へと突き進みます。
ロープが張ってある場所もあって、おかげで足下が安心です。
ちなみに、今年は裏年。
その中でもキッズたちはたけのこを見つけて、掘り出します。
中には、
「昨年と同じ場所を探したら見つかった」
とか、
「若い竹の近くを探したらあった」
とか、子どもたちのアンテナの鋭さに関心します。
数本見つけた人も1本も見つけられなかった人もいましたが、
全員で分け合って、1人1本たけのこがゆき渡りました。
2年前の裏年のたけのこ堀りをちゃんと覚えてるキッズもいました。
たけのこの元の形をはじめてみたキッズもいました。
これから1年間、この夕日寺でいろんな体験をして
来年の3月には一回り成長したみんなに会えるのが今から楽しみです♪
(写真:キッズレンジャースタッフ 文:ぐっちゃん)