葉脈標本&クリスマスカードをつくろう

開催日:平成30年12月1日(土) 10時00分~12時00分 
開催場所:石川県立自然史資料館
参加者:子ども18名 大人16名 

 

 イチョウとヒイラギの葉から葉脈を取り出し、葉脈標本を作製する講座を実施しました。ヒイラギの葉脈標本は、講座後半のクリスマスカード作製に使用しました。

葉脈標本作製では、事前にアルカリ性水溶液で柔らかく煮た葉の葉肉を歯ブラシでたたいて落とし、葉脈だけを残しました。葉の構造や葉脈の役割についても学びました。イチョウは葉脈標本にすると、葉脈が二又に分かれていていることがよくわかりました。参加者は、葉脈が二又に分かれるのは原始的な形質で、イチョウは「生きた化石」といわれることを知り、感心しました。ヒイラギの葉脈は網状に細かく分かれます。外側の葉脈がしっかりしているので、きれいな葉の形の葉脈標本になりました。

作製したヒイラギの葉脈標本と、県木のアテ(ヒノキアスナロ)やキヅタの押し葉、きれいな花の押し花を用いて、クリスマスカードを作りました。工夫を凝らした素敵なオリジナルカードが完成しました。

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当館では、他にも色々なイベントを実施していますので、是非ご参加ください。

石川県立自然史資料館ホームページ: http://www.n-muse-ishikawa.or.jp/