いしかわ自然学校で行われたプログラムの活動報告ブログです。

開催日：平成28年7月22日（土）　19時30分～21時00分　
開催場所：金沢市湯涌創作の森
参加者：子ども16名

　昆虫には、一般的に光に集まる習性があり、この習性を利用して昆虫を採集する方法をライトトラップ法と言います。湯涌創作の森の駐車場で、スクリーン（白い布）を張り、水銀灯とブラックライトを設置して、昆虫がやって来るのを待ちました。夜の７時半から９時までの間に、ガやトビケラ、甲虫やアリ、ヘビトンボやツノトンボ・カマキリモドキ、カメムシやセミ、バッタやカゲロウ・カワゲラなど多くの昆虫がライトに集まってきました。甲虫では、コガネムシが最も多かったですが、クワガタムシが飛んで来ると参加者から歓声が上がり、大きなカミキリムシ（ミヤマカミキリやウスバカミキリ）が沢山飛んで来るとほとんどの参加者が採集していました。
　この講座では、ライトトラップ法によって、夜間に活動する様々な種類の昆虫を観察・採集することができました。これをきっかけに、昆虫の多様性や生態に興味を持ってほしいと思います。