森のコックさん 秋の里山で中華ちまき作り
実施日:平成28年10月1日(土) 10:00~14:00
実施場所:夕日寺健民自然園 体験工房
参加人数:大人6名 子ども7名 スタッフ3名
心地よい秋空の下で「森のコックさん」の修行が始まりました。
まずはじめに、コックさんの適性があるかをチェックしました(*^_^*)
今日のコックさんたちはみんな手先が器用で体力もあるので、いよいよ食材探しに出発!
いろんな植物の香りや味を確認しながら、自分たちで使う栗やむかご、ササの葉を採集。
体験工房に戻ったら、集めたお気に入りの葉っぱや実できれいに飾って、
自分の「森のコック帽」を作りました。
身支度を整えて、いよいよ調理開始!
大きなコックさんは栗の皮むきにチャレンジ。小さいコックさんも自分ができることをがんばりましたよ。
具ともち米を炒めて、春に集めたタケノコの皮、ササでちまきの形に包みます。
「むずかしい!」「思ったよりうまくできた」どんどん包んでいきます。
蒸している間にできた、なめこのお味噌汁と五郎島金時の甘露煮で、秋の里山ランチの完成です!
がんばったコックさんたちに、食べられるドングリ(シイの実)と栗の渋皮煮のデザートをプレゼント。
きれいにお片づけをしてから、森の恵みの大切さを絵本で勉強したら、たのもしい「森のコックさん」の誕生です。
季節感や秋の実りのありがたさ、自然をうまく使った昔からの知恵を伝えたくて、食育に取り組みました。
「はじめて栗をむいた」「おうちでまたつくってみたい」「食べてる物は全て自然の恵みなんだ」と
感じていただけたようで、うれしい手ごたえを感じています。
少人数だったので、参加者のみなさんが和気あいあいとしていて、仲良く姉妹のように調理したり、
大きいお兄ちゃんが弟のように小さい子の面倒を見る姿に、親御さんやスタッフも目を細めていました。
こういう瞬間に出会えることはしあわせです。
ご参加いただきありがとうございました。 (文:せんちゃん)