能登のおまつりと自然体験 秋

開催日:平成28年9月17日(土)~18日(日)
開催場所:能登町小木港、九十九湾周辺、真脇遺跡縄文館ほか
参加人数:大人12名 小人1名 スタッフ5名 合計18名
プログラム情報:「能登のおまつりと自然体験 秋」いしかわ自然学校HP

能登の、ひと、自然、文化、暮らしにふれて、あったかい交流ができたらいいなと、体験プログラムを開催しています。
ご参加いただいた方の声(感想)を紹介します~。

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「能登のおまつりと自然体験・秋」に、今回初めて参加しました。
一般の観光客として能登のキリコまつりを見に来たことはあったのですが、袖キリコに直に触れ、街の人たちと一緒に袖キリコを曳くのは初めて。最初は遠慮がちだったのですが、クライマックスの宮入り前、急坂を曳き上げる時には、
「よいとしょ〜 よいとしょ」
の掛け声を発しながら、雨の中必死に袖キリコを曳く中で、少しですが街の人たちと一緒になれたかな、と思うことができました。
いわゆる地域のおまつりのない地に育った私ですので、このような経験をしたことがなく、感動も一入でした。小木の若者たちには、素敵なおまつりがある環境に生まれ育ったことに誇りをもって、いつまでもおまつりと、それを通した人との縁を大切にしてほしいと思いました。
今回のイベントでは、おまつりのみならず、縄文遺跡見学、温泉、能登に移住した2人の料理人の料理に手作り寒天など、地元の自然環境と文化を活かしたたくさんの企画を用意していただきました。都心では失われつつある環境を存分に感じることができ、参加されていたお子さんも本当に溌溂としていて楽しんでいる様子でした。自分の子にも、こういった企画を通して、感受性を育んでほしいと思っています。
(記:わっきー 兵庫県芦屋市在住)

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昨年の袖キリコ祭りに参加したとき「来年は囃子笛を吹いてみたい。」と思いました。
そして、今年。
祭り2ヶ月前。
「〇〇さん、いつもありがとうございます。〇〇さんが祭りの時に吹いていらっしゃる笛は、なんと言う笛でしょうか?また、何調子でしょうか?教えてください。」
「奥能登の祭りの笛は篠笛ではなく、明笛(みんてき)が多いです。小木の祭りの笛も明笛です。」
・・・・・以下、省略・・・やりとりが続き

「小木の秋祭りなら短時間で吹けるようになりますよ(*^▽^)/★*☆♪(*^▽^)/★*☆♪」
「先生、よろしくお願いいたします。」
「私はそんな上手く無いですが、小木に来るとき連絡くださいませ(^-^)/」
袖キリコ祭りの囃子笛の練習が始まりました。

練習は、仕事帰りや休日に、近くの山や川辺でしました。
直接習いたかったので、先生のところへ出向き、細かなところも教えていただきました。いよいよ、祭り1週間前。こうなると、神頼み。
小木の御船神社に参拝しました。そして、当日。
不安、緊張、嬉しさ、様々な気持ちが入り雑じるなか、囃子笛に参加しました。
二日間、祭りが終わり、キリコを小屋に収めたとき、やりきったという感動とさみしさでいっぱいになりました。
最後は、新町町内会長さんから「あがっていかんかいね。」と、あとしきにも参加させてもらいました。
二日間、小木新町の皆さんと祭りを伴にし、小木の風と土、そこに生きる人の暮らしの中に、ほんと少しの時間、交わることが出来たことを嬉しく思いました。
小木がまた大好きになりました。
笛をもっと練習しなくちゃ(笑)。(記:さわちゃん 中能登町在住)

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Worksopおゝぎの番やは、この地で暮らす人と旅でここを訪れた人が
体験と交流をつうじて、学びあいの場を提供します。
楽しく、おいしく、すてきにHAPPYに。
また、お会いしましょう。(文:mochico、写真:鍵主哲氏ほか)