川の狩人ヤマセミを観察しよう
開催日:平成27年5月23日(土) 10時00分~12時00分 開催場所:石川県立自然史資料館周辺の浅野川 参加者:子ども5名 大人11名
自然史資料館周辺の浅野川で、渓流に生息する鳥の観察を行いました。当日は晴天で、絶好のバードウォッチング日和となり、10種類以上の野鳥を見ることができました。最初に出会ったのは、カワガラスの幼鳥で、岩場の陰で休んでいたため、じっくり観察することができました。また、素早く飛んで川を横切るカワセミの姿や、キアシシギがクチバシで水中の餌をついばむ様子なども観察することができ、皆夢中になって双眼鏡やフィールドスコープを覗いていました。ヤマセミは、熟練のバードウォッチャーでも、中々お目にかかれない珍しい鳥です。岩壁につくられた巣が見える場所で、ヤマセミがやって来るのを皆で期待して待っていましたが、とうとう観察会の間は姿を現しませんでした。お目当てのヤマセミを見ることはできませんでしたが、参加者たちは、バードウォッチングのスポットや方法、普段じっくりと見ることのない野鳥の特徴や生態を知ることができて、満足そうな様子でした。