自然体験活動(NEAL)リーダー養成セミナー
開催日:11月15日(土)・16日(日)
開催場所:金沢大学創立五十周年記念館「角間の里」
夕日寺健民自然園「ふるさと館」
参加者:大人9名 スタッフ5名
10月に引き続き、自然体験活動リーダー養成講座の2日目と3日目。
15日は金沢大学創立五十周年記念館「角間の里」での活動です。
池田先生(星稜大学人間科学部教授)による青少年における体験活動の講義。
自然体験の青少年に与える影響や体験することの大切さを、とても熱く語ってくださいました。
中村先生(伏見高校)による学校教育における体験活動の講義。
現場で体験された、小学校から高校までの体験活動を紹介くださいました。
教員自身も体験し、質を上げていかなければならないとのこと。
教える方も、学ぶ方も体験が大事なんですね(#^.^#)
午前中はCONEからNEALへの移行講習も兼ねていました。
午後からはお互いを知る講座。
他己紹介をして、相手のことを知ります。
他者ではなく他己!
なるほど、相手のことがより深く知ることができます。
目隠しをして、声を発せずに歩いています。
コミュニケーションの主体は言葉なんだと気づかされます。
そして、それを大切に扱わなければならないですね。
外の天候があまりよくないので、引き続き室内での講座。
水をキーワードにした単語でどんな物語が!?
日本の切手には植物や動物がたくさん使われてることを再発見(^^)
箱の中の葉っぱを、手で触りその感覚だけで同じ葉っぱを探しにゆきます。
結構ムズカシイ・・・。
煮干しの解剖にはまりそう。
教えることは、同時に学ぶ事でもある。
良い指導者になるには、常に学び続けなければならない。
これはどこの世界でもいえることなんだろうなぁ。
日が変わり、16日は前日の天気とは違って、暖かい日となりました。
今日は夕日寺健民自然園での活動です。
自分好みの木を選んで、その木の将来の夢を語ってもらいました。
木の気持ちになって考えた事ってなかったなぁ・・・(^^)
葉っぱの上に置いた紙を鉛筆でなぞるアクティビティ。
葉っぱを組み合わせて・・・こんな芸術作品に!
実をグループ化。
同じ実を使っても人それぞれ分け方が違うんだろうなぁ。
みんな違っていい!みんな違っているからいい!
さまざまな自然体験活動をした後は・・・
参加者にアクティビティ(活動)一つを考えてもらい、
指導者になる体験をします。
自分の考えたアクティビティで参加者が感動してくれると、
指導者にとってとても嬉しい経験となります。
この小さな経験が今後の活動の第1歩となってくれることを祈ります。
3日間の全行程を受講されたかたは、NEALリーダー認定試験に臨んで
いただきました。
合格ラインは8割ですが・・・みごとお二人の方が合格されました。
参加してくださった方が、これをご覧になってこんなことしたなぁと
思い出し、今後の活動のヒントになったらうれしいです。
最後に講師を引き受けてくださった、
池田幸應先生
佐川哲也先生
中村晃規先生
柳生敦志先生
自らが体験することを大切にする先生方から
たくさんのことを学びました。ありがとうございました☆
(文、写真:ぐっちゃん)