昆虫標本作成講座 -甲虫編-
開催日:平成26年8月23日(土) 13時30分~15時30分 開催場所:石川県立自然史資料館館内 参加者:子ども15名
クワガタやカミキリムシ、コガネムシ・ハンミョウなど甲虫類の昆虫標本づくりを行いました。甲虫(こうちゅう)とは、前翅が硬く変化しており、体全体が硬い殻で覆われている昆虫の総称です。多種多様な昆虫の中でも、甲虫類は最も種類が多いことが知られています。 まず、プラスチックケースにカット綿をつめ、その上で展足を行いました。人気のあるクワガタでは、固まっていた足を伸ばしたり、閉じていた大アゴを大きく開く必要があるのですが、壊れてしまわないよう慎重に行っていたのが印象的でした。カミキリムシは触角が長いため、ケースの中にきれいに収めるのが難しかったようです。また、コガネムシやハンミョウは小さいので、ピンセットを使って、触角を出したり、大アゴを開くのに苦労していました。 参加者は、完成した4種類のケースを満足気に持ち帰っていきました。簡易ながら、採集ラベルが付いた標本なので、家でしっかりと保管して欲しいと思います。