田んぼのホタル 渡津ホタル保存会
開催日:平成26年6月29日(日)
開催場所:白山市渡津町集会所および渡津町の田んぼ周辺
参加者:子ども 17名 大人 13名 スタッフ 11名
実施団体:渡津ホタル保存会
6月29日の午前中、白山市渡津町の田んぼで生き物探し及び観察会を実施しました。
まず講師の佐野先生から田んぼの役割についてのお話を聞きました。
先生は生き物たちと共生する農業が大切だと話されていました。
次に現地の田んぼへと向かいました。雨がぱらつくことなど気にもせず、合羽を羽織った子供たちは元気いっぱいに網を振るって虫たちを追いかけていました。
おたまじゃくしが一番人気で、手足の生えたもの、小さいものから5センチ近いものまで様々なおたまじゃくしが見つかりました。
他にもトノサマガエルやモリアオガエル、アキアカネのヤゴやヘイケボタルの餌であるヒメモノアラガイなど多種多様な生き物を観察できました。
集会所へ戻り先生にホタルについて、種類や生活史、観察時の注意などお話しいただきました。
子供たちからもいくつも質問が続き、ホタルに対する興味の大きさを感じました。
最後はグループになり、本日の自然体験プログラムについて振り返りました。
お互いに初めて会った者同志でしたが、渡津のお米のおにぎりを食べながら楽しく会話ができました。
半日のプログラムではありましたが、親子がゆったりと自然の中で体験し、語り合ってもらえる場になったことをとても嬉しく思いました。
今年もホタルがとてもきれいでした。こうした生き物たちから身近な環境について考えるきっかけを得る機会になってもらえたらと思います。