【ぐっちゃんの取材日誌・突撃編】
今回は【ぐっちゃんの取材日誌・突撃編】をお届けいたします。
いつもの取材日誌とは違ってタイトルが【突撃編】になっているのは、
単なるぐっちゃんとして、一参加者としてプログラムを体験したからであります。
写真もまぁまぁ取り忘れていますが、どうぞ笑ってやってくださいね~(>_<)
さて、どこに突撃したかといいますと、連休後半の初日、5月3日
「能登半島小木港・春/とも旗祭りと自然体験」です。
主催:workshopおゝぎの番や
集合場所の真脇遺跡まで金沢市鞍月から2時間ちょっとの道のりでした。
友達とおしゃべりしながらだったから、あっという間でした(~o~)
この真脇遺跡縄文館、高田館長のお話がとってもおもしろいんです!
しかも、今ここで壮大なプロジェクト、縄文小屋つくりが行われています。
3年プロジェクトで、今年最終年を迎えます。完成に向けて、もうひとふんばり。
※これは2年前のプロジェクト開始時に撮影した縄文小屋の模型。
今年も縄文小屋つくりのワークショップが予定されているようです。
縄文小屋つくりに携わってみませんか?
詳しくは真脇遺跡のウェブサイトをご覧ください。
お昼は『おゝぎの番や』でランチ。
縁あって関東から小木に移住してきたイタリアンシェフがふるまってくれました。
能登にお住まいの方やお出掛けになる方、能登×シチリアを食してみませんか?
※これはランチの一部で、能登のイノシシ肉のラグーソースのパスタ。
ご予約お問い合わせはFacebookページから。
→こちらをご覧ください。
食事が終わって小木の町歩き。
とも旗の船が巡っている様子が見えました。
高い壁に挟まれた道は・・・
海につながっている道でした。
とにかく小木はどこにいても海に近い!
海まで来たもんだから、急きょ磯観察会。
ちょうど潮が引いている時間で、岩場にたくさんの海藻がみっちり。
手で触ると、絨毯みたいにふかふか。
町散策を終え、小木港に移動して乗船する伝馬船へ。
わたしたちの船の旗は「春風夢煌海」
お揃いのハッピで気分が盛り上がります。
この旗は長さ20mと大きいですが、A4サイズの和紙を継いで1枚にしたもの。
地元の中学生が年明けから定期的に集まって完成させました。
こうやって集まることが、地元の絆を強くしているんだろうなぁ。
とも旗祭りは、海での安全・大漁を祈願して子ども達が旗を立てて遊んでいたのを
始まりとする説があるそうです。
今では大人も子どもも、地元の人も小木好きな人も
みんなでお祭りを楽しんでいます。
石川県指定の無形民俗文化財の一つである「小木のとも旗まつり」。
来年のGWは是非小木にお出掛けくださいね。
余談
祭りが終わって旗を片づけるのに、ちょっとした掛け合いが。
5、6人の若衆が伝馬船の旗を、ちょっと倒しては戻し、
またちょっと倒しては(全部倒さずに)また戻し。
こんなやりとりが何回か繰り返されていました。
「大きな旗の倒す場所を間違うと大変だからなかなか倒せないんだろうなぁ」
と思ってたら、そんなことではありませんでした。
「旗を倒してしまうと祭りが終わってしまう・・・」
名残惜しいからなかなか旗をしまえない地元の若衆の、祭り好きな一面をかいまみました。
あ、でも、祭りを最後まで長く楽しみたいのは若衆のみで、
年配の方はなかなか倒れない旗に苦笑いしてました(~_~;)
次は秋の袖きりこ祭りで小木のみなさんにお会いしたいですね。
いしかわ自然学校プログラムの詳細はこちら